SDGsフォーラム・講演会
持続可能な社会を多角的に考える機会を提供することを目的として、東京応化科学技術振興財団研究交流促進助成の一環としてフォーラムと講演会を開催しています。
2023年度
講演会(2023年9月9日(土))(終了)
2022年度
講演会(2023年2月18日(土))(終了)
講演会の動画
講演会(2022年12月18日(土)) 終了
歴史的な建築の保存・修復・復原とSDGs-自然はまだ見ぬ子孫から借りている・・-
日時:2022年12月18日(土) 14時00分~16時00分
講師:波多野 純 先生(日本工業大学名誉教授(元学長)、波多野純建築設計室代表)
会場: オンライン
かわさき市民アカデミー建築と都市コーディネーターの波多野純先生にご登壇いただき、建築から見る未来に向けてのSDGsの積極的な施策を講演いただきます。
◆波多野先生からのメッセージ
日本の歴史的な建築は大半が木造です。その保存・修復・復原には大量の木材を必要とします。「貴重な森林を破壊し何が文化財保存だ」と批判されることもあります。歴史的建築は,一度失われたら元へ戻りませんから、定期的な保存・修復が欠かせません。またこれにより,伝統的技術が継承されます。森林は、適切に伐採・利用し、植林・管理することが大切です。それが地球環境の保全に寄与します。原生林を放置することが環境保全とは限りません。また、木材を新建材に置き換えたらどうでしょうか。新建材の多くは石油化学製品です。私たちは,石油を様々な形に変えて利用しますが、人類よりはるかに長い時間を経なければ石油を作ることはできません。歴史的な建築・町並みの保存・修復・復原は先祖返りの後ろ向きの施策ではありません。まだ見ぬ子孫に健全な自然・文化環境を継承する、SDGsの積極的な施策です。
講演会の動画
フォーラム(2022年11月19日(土)) 終了
気候変動-今ここにある危機
日時:2022年11月19日(土) 13時30分~15時30分
会場: オンライン
第1部:基調講演「気候危機のリスクと社会の大転換」
講師) ・江守 正多先生
(東京大学未来ビジョン研究センター教授、国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員)
第2部:シンポジウム
シンポジスト)
・江守 正多先生(東京大学未来ビジョン研究センター教授)
・森澤 光世先生(一般社団法人CDP Worldwide-Japan ディレクター・理事、PRIシグナトリー ジャパン・シニアリード)
・江原 誠先生(国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員)
コーディネーター)
・蔵治 光一郎先生
(東京大学教授、かわさき市民アカデミー環境とみどりコーディネ-ター)
2021年度
講演会(2022年2月19日(土)) 終了
フォーラム(2021年9月11日(土)) 終了
コロナーこれからの時代を生き抜くには
日時: 2021(令和3)年9月11日(土) 13:00~16:30
会場: パブリックビューイング(川崎市生涯学習プラザ401室)及びオンライン
第1部基調講演
講 師 : 国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長 五箇 公一
第2部シンポジウム
シンポジスト:
五箇 公一(国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長、生態学者、ダニ学者)
黒木 登志夫(東京大学名誉教授、元岐阜大学学長、がん基礎研究)
宇野 重規(東京大学教授、かわさき市民アカデミー政治・社会コーディネーター)
伊藤 和良(元川崎市経済労働局長、地域協働講座企業連携講座コーディネーター)
コーディネーター:
太田 猛彦(東京大学名誉教授、かわさき市民アカデミー学長)