運慶800年遠忌
運慶の話をしよう(終了)
概要
来年は運慶が亡くなって、ちょうど800 年目に当たります。
運慶が活躍した鎌倉時代は、政治、宗教、芸術、様々な方面で新しい感性が花開きました。1180 年末の南都焼き打ちと東大寺、興福寺の焼亡は時代 の転換点となった出来事と言って良いでしょう。
運慶は、その復興中で頭角を現します。鎌倉幕府との関係、快慶の存在、日本の歴史に大きな足跡を残した運慶について、この講座でお話をさせていただきたいと思います。
会場・定員・受講料・日時・学習内容
講師
多摩美術大学教授 青木 淳 先生
1965 年東京都生まれ。専攻は日本美術史。
日本仏教史。総合研究大学院大学国際日本文化研究専攻修了。
博士(学術) 国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学院助教授を経て現在、多摩美術大学美術学部教授 。高知県地域文化遺産共同調査・活用事業プロジェクト代表。
著書に『遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター)、村井康彦編『京の歴史と文化1 雅』(講談社 共著)、水野敬三郎編『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代』(中央公論美術出版 共著)、『仏像の知られざるなかみ』(宝島社)、『日本の仏像巡礼』(監修 徳間書店)、『いにしえの
祈りのかたち 四国の仏像』(淡交社)、『鎮魂の旅・福島の磨崖仏』(淡交社)など。香美 市 立美術館「古仏との対話」展、多摩美術大学美術館「祈りの道へ ―四国遍路と土佐のほとけ―」展などを監修。
会場
新百合21ホール・多目的ホール(新百合21ビル地下2階)
※この講座は会場受講のみの募集です。
定員・受講料
定員 200名
受講料 4,500円(全3回講義分・税込み・資料代込み)
日時・学習内容
第1回 「運慶以前」 5/23(火) 10時30分~12時00分
奈良・円成寺の大日如来像は今残る運慶初期の作品です。
若々しい、その表情は私たちを惹きつけてやみません。
天才の胎動が始まります。
若き日の運慶とその時代についてお話ししたいと思います。
第2回 「運慶と鎌倉幕府」 5/30(火) 10時30分~12時00分
1185 年、平家が壇ノ浦で滅亡します。
源頼朝を棟梁として開かれた鎌倉幕府は、新たな時代の価値観を模索する集団となりました。
幕府の御家人たちは競って運慶に仏像を依頼しました。
第3回 「運慶と快慶」 6/6(火) 10 時30分~12時00分
快慶は運慶の父康慶の弟子と考えられることをから、運慶兄弟弟子の関係になります。
しかし2 人はその目指すところが違いすぎました。
両者を取り巻く政治と宗教の問題を中心にお話しさせていただきたいと思います。
お申込み、受講料の支払い方法
①~②のいずれかでお申込み・お支払いください。
先着順で受付けます。最終締切りは5月15日です。
※受付期間を延長しました。
引き続きFaxとメール(kcaj@npoacademy.jp)で22日の正午までお申込みを承ります。
Faxとメールでお申込み下さった方は、当日、受付で受講料をお支払いください。
事前に申込みをされない場合、資料等がお渡しできない場合がございますので、必ず事前申込みをお願い致します。
①申込書のFAX・郵送・事務局への持参でのお申込み(4月7日より)
チラシの申込書に必要事項をご記入の上、NPO法人かわさき市民アカデミー事務局へFAX郵送・ご持参いただきお申込みください。
申込み確認後、郵便局の払込取扱票を郵送いたします。振込手数料は自己負担になります。5/16以降に申込まれた方は当日受付で受講料をお支払いください。
②メールでの申込み(4月15日より)
メールの本文に、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレスを記載の上、メールの件名に「運慶の話をしよう」と記載して、kcaj@npoacademy.jp に送信してください。
申込み確認後、郵便局の払込取扱票を郵送いたします。5/16以降に申込まれた方は当日受付で受講料をお支払いください。
受講料の振込について
・申込み確認後、郵便局の払込取扱票を郵送いたします。
・振込手数料は自己負担になります。
・受講料納入の確認のため、5月15日(月)までに払込みをお願いいたします。それ以降になる場合は、当日、受領証を受付でご提示ください。
ご注意
●受講料納入後に受講キャンセルする場合
・開講日前日正午まで:手数料1,000 円を差し引いて返金いたします。事務局に電話でご連絡ください。
・ 〃 以降:返金はできませんので、ご了承ください。欠席日の分のみの返金も致しかねます。
●受講のご注意
・会場の新型コロナウイルス感染防止対策を行って開催いたしますが、お出かけ前の体調チエック、会場でのマスクの着用、検温、消毒等のご協力をお願いいたします。