2021年度前期 月曜日の講座
*開講後の講座・ワークショップの日程変更等については、
事務局または各講座・ワークショップの運営世話人にご確認ください。
定員:講座は会場定員を表示しています。オンライン講座を併用する講座のオンライン受講の定員は100名程度です。ワークショップは学習内容に合わせた定員です。野外学習のある講座・ワークショップは、学習内容に合わせ、かつ安全対策を前提とした定員です。
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美術T講座/自然T(川崎学)講座/国際関係講座/国際関係WS/
いのちの科学講座/科学WS/日本の伝統芸能講座
講座 1 | 【講座名】 仏師快慶とその時代 | |||
【定員】 150 名 【受講料(税込)】2年会員 11,440 円 1年会員 12,870 円 聴講生 17,160 円 | ||||
美術T 【時 間】 毎回10時30分〜12時00分 (計12回) | ||||
概要 | 運慶と共に鎌倉時代に活躍した仏師快慶と彼が生きた時代についてお話しさせていただきたいと思います。快慶は焼討ち後の奈良や関東で活躍した天才仏師運慶とともに活動をしたもうひとりの仏師です。しかし世間ではその名前ほど快慶のことは知られていません。NHKスペシャル“運慶と快慶―新発見!幻の傑作―”で語り尽くせなかった快慶の魅力に迫ります。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/5(月) | 高津 市民館 大会議室 (NOCTY 2 12階) | はじめに 快慶と『平家物語』の時代 | 多摩美術大学教授 青木 淳 |
2 | 4/12(月) | 快慶の像内納入品(新発見の写経と快慶の署名) | ||
3 | 4/26(月) | 快慶と運慶の芸術 | ||
4 | 5/10(月) | 中世の興福寺と快慶 お茶の水女子大学名誉教授 安田次郎氏との対談 | ||
5 | 5/24(月) | 快慶と二つの弥勒菩薩 (興福寺と醍醐寺三宝院) | ||
6 | 6/7(月) | 快慶と平家の鎮魂(遣迎院阿弥陀如来像) | ||
7 | 6/28(月) | 快慶をめぐる人々1(大勧進重源と栄西) | ||
8 | 7/5(月) | 快慶をめぐる人々2(笠置貞慶と栂尾明恵) | ||
9 | 7/12(月) | 快慶をめぐる人々3(法然) | ||
10 | 8/2(月) | 後鳥羽院の和歌とサロン文化 中央大学文学部教授 吉野朋美氏との対談 | ||
11 | 8/30(月) | 快慶と承久の乱の周辺 | ||
12 | 9/6(月) | 快慶の遺産(x線で見る快慶) |
講座 2 | 【講座名】 大地の声を聴く 江戸・川崎・神奈川・東京・・・起源・ルーツと発展、継承編 | |||
オンライン併用(予定) | ||||
【定員】 50名(うち会場定員35名、オンライン定員15名) 【受講料(税込)】2年会員 12,240 円 1年会員 13,670 円 聴講生 17,960 円 (野外学習安全費用800円を含みます。) | ||||
自然T(川崎学) 【時 間】 座学は10時30分〜12時00分、野外学習は10時00分〜12時00分予定、5/10は午前・午後に各2時間程度、5/17は8時00分〜18時00分予定(計12回) | ||||
概要 | 神奈川を中心に地形学散歩をし、大地の語る声や、自然の声に耳を傾ける。前期講座は様々な起源・ルーツとその発展を聴く | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/12(月) | 武蔵一宮 氷川神社参道(ケヤキ並木)、大宮公園(桜)、盆栽美術館、見沼グリーンセンタ-、芝川土手 | 江戸から現代へ引き継がれる花見と日本人の愛着 中山道大宮宿・氷川神社から見沼田んぼへ花の探索 | 多摩川流域自然史研究会 支倉 千賀子 |
2 | 4/19(月) | 川崎市 生涯学習プラザ | 均衡が支配する地球。氷河性ハイドロアイソスタシーとは | 多摩川流域自然史研究会代表 増渕 和夫 |
3 | 4/26(月) | YRP野比駅周辺の段丘と野比海岸の葉山層群 | 海成段丘は地震の化石だ。海成段丘が語る過去の巨大地震 | |
4、5 | 5/10(月) | 観音崎 | 黒潮の分流に洗われる観音崎の自然と東京湾海底谷。前弧海盆とは | 多摩川流域自然史研究会 勝越 清紀 多摩川流域自然史研究会代表 増渕 和夫 |
6、7 | 5/17(月) | 石切山脈、茨城県笠間市稲田ほか | 東京、丸の内を飾る稲田石のルーツを訪ねる。御影石のふるさとはマグマだまり上部。起源は海洋プレートの沈み込み (バス利用) | 多摩川流域自然史研究会代表 増渕 和夫 |
8 | 5/24(月) | 川崎市 生涯学習プラザ | 多摩丘陵を源流とする河川と鶴見川流域の下末吉面について | 帝京平成大学准教授 理学博士 小森 次郎 |
9 | 5/31(月) | 平瀬川、五反田川、黒須田川の源流を訪ねる | 市内小河川の源流を訪ねる | |
10 | 6/14(月) | 川崎市 生涯学習プラザ | 箱根火山の起源と形成 | 神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員 笠間 友博 |
11 | 6/21(月) | 東京湾の起源 誕生(ルーツ)と歴史(発展、発達) | 多摩川流域自然史研究会代表 増渕 和夫 | |
12 | 6/28(月) | 関東平野の起源と形成 | ||
連絡 事項 | ※自然T(川崎学)講座と自然U(川崎学)講座の両方が抽選となった場合、できるだけ多くの方に受講いただくために、併願して両方当選した方はどちらか一方の受講となるよう調整いたします。 ※4/5(月)10時30分より小一時間ほどオリエンテーション(野外学習についての連絡等)を実施します。 ※5/17(月)はバスの借り上げ費用等で別途9,000円〜12,000円程(1人2席の場合)かかる予定です。バスの手配は富士急トラベルにお願いしています。バスの座席は、場合によっては1人2席ではなく1席となる場合があります。 |
講座 3 | 【講座名】 アジア地域秩序の変容の中のASEAN諸国―日本は彼らとどう向き合うべきか | |||
オンライン併用(予定) | ||||
【定員】 35 名 【受講料(税込)】2年会員 11,440 円 1年会員 12,870 円 聴講生 17,160 円 | ||||
国際関係 【時 間】 毎回13時00分〜14時30分(計12回) | ||||
概要 | 近年は世界の成長センターとして注目されてきたASEAN諸国。米中対立激化や新型コロナ危機などで地域秩序が不安定化する中、彼らは新たな挑戦に直面しています。本講座はASEAN諸国を様々な角度から考察しつつ、日ASEAN関係について考えます。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/19(月) | 生涯学習 プラザ | イントロダクション:ASEANを巡る三つのパラドックス | 神奈川大学教授 大庭 三枝 |
2 | 4/26(月) | 民族自決と冷戦対立の中のASEAN設立と展開 | ||
3 | 5/17(月) | ポスト冷戦期のASEANの発展 | ||
4 | 5/24(月) | 域外国間競争の激化と「ASEANの中心性」 | ||
5 | 5/31(月) | 国際秩序の動揺期とASEAN諸国のジレンマ | ||
6 | 6/7(月) | 「ASEAN共同体」の掲げるビジョンと現実 | ||
7 | 6/14(月) | 南シナ海問題の先鋭化とASEAN諸国 | ||
8 | 6/21(月) | 広域経済圏形成の動きの中のASEAN諸国 | ||
9 | 6/28(月) | ASEAN独自の「インド太平洋」構想 | ||
10 | 7/5(月) | ASEAN諸国が抱える民主化と人権問題 | ||
11 | 7/12(月) | 新型コロナ危機におけるASEAN諸国の苦悩と地域協力 | ||
12 | 7/26(月) | さいごに:日ASEAN関係:過去・現在・展望 | ||
連絡 事項 | 特定のテキストに依拠した講義ではありませんが、参考となる書籍や論考については適宜紹介します。また、授業時には資料を配付します。 |
WS 1 | 【ワークショップ名】 ASEAN諸国の全体像と日ASEAN関係 | |||
【定員】 30 名 【受講料(税込)】2年会員 17,160 円 1年会員 17,160 円 聴講生 18,590 円 | ||||
【ワークショップ】 国際関係 【時 間】 毎回15時00分〜17時00分(計12回) | ||||
概要 | 本講座は、東南アジア10カ国で構成されるASEAN諸国の対立と協力の軌跡とともに、米中対立、中進国の罠、民主化の逆行、少子高齢化、新型コロナ危機など、様々な課題に直面している彼らの実像を学びます。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/19(月) | 川崎市 生涯学習 プラザ | イントロダクション:広域地域秩序の中のASEAN諸国と日本のジレンマ | 神奈川大学教授 大庭 三枝 |
2 | 4/26(月) | 長期趨勢を読み解く(1)新興国の台頭がもたらす変化 | ||
3 | 5/17(月) | 長期趨勢を読み解く(2)グローバル化によるアジアの変容 | ||
4 | 5/24(月) | 地政学的枠組みを考える(1)アメリカのアジア関与 | ||
5 | 5/31(月) | 地政学的枠組みを考える(2)中国の台頭 | ||
6 | 6/7(月) | 地政学的枠組みを考える(3)南シナ海問題 | ||
7 | 6/14(月) | 地政学的枠組みを考える(4)一帯一路 | ||
8 | 6/21(月) | 地政学的枠組みを考える(5)「インド太平洋」の登場 | ||
9 | 6/28(月) | 東南アジアの戦略的動向(1)多様性・格差・中小国連合 | ||
10 | 7/5(月) | 東南アジアの戦略的動向(2)大陸東南アジア | ||
11 | 7/12(月) | 東南アジアの戦略的動向(3)海洋東南アジア | ||
12 | 7/26(月) | 国際秩序変容の中での日本の将来像 | ||
連絡 事項 | 輪読用文献として白石隆『セミナー・知を究める1:海洋アジアvs.大陸アジア:日本の国家戦略を考える』ミネルヴァ書房、2016年、2,400円+税を各自でご用意ください。その他、WS時には他に配付資料があります。 ※新型コロナウイルス感染拡大の場合は、オンライン受講にできるだけ切り替えを行う予定です。 |
講座 4 | 【講座名】 つながるいのち ― 人間 | |||
オンライン併用(予定) | ||||
【定員】 35 名 【受講料(税込)】2年会員 11,440 円 1年会員 12,870 円 聴講生 17,160 円 | ||||
いのちの科学 【時 間】 毎回13時00分〜14時30分(計12回) | ||||
概要 | コロナ禍が続く世界。私たちは地球の進化とともに誕生した多様な生きものたちとともに生きています。ヒトとは何か。講座ではヒト自身のことを深く知って、偏見・差別の見方から解かれ、共存・共生への道を見つける「いのちの科学」を学びます。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/12(月) | 川崎市 生涯学習 プラザ | 開講に当たって / つながるいのち | コーディネーター(科学ジャーナリスト) 佐藤 年緒 |
2 | 4/19(月) | 新型コロナウイルス感染と 「One World、One health 」 | 聖マリアンナ医科大学 感染症学講座 教授 國島 広之 | |
3 | 4/26(月) | チバニアンと地磁気逆転 | 茨城大学教授(古地気学) 岡田 誠 | |
4 | 5/17(月) | 地質時代区分と生物の絶滅と進化 | 東京大学名誉教授 浜野 洋三 | |
5 | 5/24(月) | 花はなぜ多様なのか 〜 植物という生き方 〜 | 植物生態学者 多田 多恵子 | |
6 | 5/31(月) | 動物園で知る「人と動物」 | 写真家 さとう あきら | |
7 | 6/7(月) | サルからヒトへ | 国立科学博物館 人類学研究部研究員 森田 航 | |
8 | 6/14(月) | 旧石器時代の日本人 | 国立科学博物館 人類学研究部研究主幹 藤田 祐樹 | |
9 | 6/21(月) | DNAから見た日本人の成立 | 国立科学博物館 副館長、人類学研究部部長 篠田 謙一 | |
10 | 6/28(月) | 人骨形態から見た日本人の変遷 | 国立科学博物館 人類学研究部研究グループ長 坂上 和弘 | |
11 | 7/5(月) | 「人種」と「人種主義」 〜 人類学の視点から 〜 | 京都大学人文科学研究所 教授(文化人類学) 竹沢 泰子 | |
12 | 7/12(月) | 言語と脳から考える人間の創造性 | 東京大学大学院 総合文化研究科教授 酒井 邦嘉 |
WS 2 | 【ワークショップ名】 ヒトという奇妙な動物 | |||
オンライン併用(予定) | ||||
【定員】 35 名 【受講料(税込)】2年会員 17,160 円 1年会員 17,160 円 聴講生 18,590 円 | ||||
【ワークショップ】 科学 【時 間】 毎回15時00分〜17時00分(計12回) | ||||
概要 | 生命は約40億年前にこの地球上に出現して以来、あらゆる天変地異を乗り越えて連綿と続いている。われわれヒト(Homo sapiens)という動物は、20万年ほど前に誕生した生命世界の新参者であるが、今や膨大なエネルギーを消費しつつ大繁栄を謳歌している。 本WSでは、まず生命というシステムの成り立ちと生物世界を概観したうえで、ヒトの来し方と現状、ヒトが直面している問題等について考えてみよう。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/12(月) | 川崎市 生涯学習 プラザ | 生命というシステムの成り立ち | 東京工業大学名誉教授 星 元紀 |
2 | 4/19(月) | 生命活動を支える物質、エネルギーおよび情報 | ||
3 | 4/26(月) | 多様な生物の世界 | ||
4 | 5/10(月) | 生物の世界の成り立ち | ||
5 | 5/17(月) | 地球の歴史と生命の誕生 | ||
6 | 5/24(月) | 真核生物というシステム | ||
7 | 5/31(月) | 多細胞生物というシステム | ||
8 | 6/7(月) | ヒトは何処から来たか | ||
9 | 6/14(月) | 第4の生物ヒト | ||
10 | 6/28(月) | 大繁栄を謳歌するヒト | ||
11 | 7/12(月) | ヒトが直面する問題 | ||
12 | 7/26月) | ヒトは何処へ行くのか |
講座 5 | 【講座名】 伝統芸能復活への道を探る | |||
【定員】 150 名 【受講料(税込)】2年会員 13,640 円 1年会員 15,070 円 聴講生 19,360 円 | ||||
日本の伝統芸能 【時 間】 毎回13時30分〜15時00分 第2回のみ14時00分〜15時30分(計12回) | ||||
概要 | コロナ以後の伝統芸能は復活するのか。この問題を考えるためにも、私たちは伝統とは何かを改めて見据える必要があります。伝統芸能や日本音楽について、新しい観点から見つめ直します。三味線グループ、白拍子歌謡、地唄舞のゲスト演奏者も迎えて、実践と理論的背景の両面から伝統芸能を探ります。 | |||
回 | 月/日(曜日) | 会場 | 学習内容 | 講師名(敬称略) |
1 | 4/5(月) | 高津 市民館 大会議室 (NOCTY 2 12階) | 今、伝統芸能を考える〜伝統と改革の間をめぐって | 洗足学園音楽大学 現代邦楽研究所 所長 森重 行敏 |
2 | 4/12(月) | 三味線音楽の楽しみ 【ゲスト】「ねのいろ」 山本ゆきの ほか、女性奏者グループ *1 14時開始 | ||
3 | 4/26(月) | 古代芸能の宇宙〜陰陽五行の思想を知る | ||
4 | 5/10(月) | 中世芸能の時代背景〜武家文化と「わび、さび」の発見 | ||
5 | 5/24(月) | 声明と白拍子を知る 【ゲスト】 桜井真樹子(声明、白拍子歌謡研究) *2 | ||
6 | 6/7(月) | 近世芸能のダイナミクス〜庶民文化のエネルギー | ||
7 | 6/28(月) | 地唄舞の世界 【ゲスト】花崎しの(舞)、富志乃清愁(地唄) *3 | ||
8 | 7/5(月) | 近代日本と芸能の関わり〜伊沢修二の残したもの | ||
9 | 7/12(月) | 現代における伝統芸能〜コロナ以後の芸能を考える | ||
10 | 8/2(月) | アジアの中の日本〜外側から見た日本の芸能と音楽 | ||
11 | 8/30(月) | 日本音楽と西洋音楽〜日本音楽は五線譜に書けるのか | ||
12 | 9/6(月) | 伝統芸能の問題点を総括する | ||
連絡 事項 | *1,*2,*3,の回は演奏家の方を招いて演奏会を予定しております。この日はこの講座の受講生以外の方も受講できる日です。参加費として各回1,000円を頂きます。各回定員20名。当日先着順で受付けます。 *1の会場は大ホール、*2と*3の会場は大会議室です。会場が違いますのでご注意ください。 但し、状況によっては公開演奏会ができなくなる場合もございますので、必ずアカデミー事務局(044-733-5590)にお問合せ下さい。 |